↑私の50thバースデーのお祝いにいただいたお花。私のi-color=コーラル・バイオレットに因んだアレンジメントが美しい!!

 

ばばちょ(=母)、入院5日目。
もはや日課になっているX線検査をしたところ、
やはり、胸水の貯留に動きがないことが判明!

ってことで、一旦、胸膜癒着術は見送ることになりました。

 

とはいえ、悪性胸膜中皮腫の影響や、何度か刺針での胸水排液を重ねたこともあり、
胸膜の肥厚は否めず。。。
現在、ばばちょを悩ませている動作時の呼吸困難(息切れや苦しさ)は、
胸水と胸膜肥厚の影響と思われます。

一旦、肥厚してしまった胸膜を薄く戻すのは難しいとは思いますが、
がん性胸膜炎に関しては、化学療法の奏功次第では軽減することが期待され、
炎症が治まってくれば、胸水の貯留も抑えられることが期待できるので、
まずは、そこを小さな目標に治療に向き合う格好となる感じです。

ということで、当初2週間の予定だった入院は、10日ほどに短縮し、一旦退院。
2月後半に改めて入院し、化学療法(オプジーボ・ヤーボイ併用療法)をスタートする予定に変更されることになりました。

胸膜癒着術は、今時点で胸水を貯めにくくする唯一の処置ですが、
どうしても体への負担は大きく、
呼吸を確認しながらの処置なので、全身麻酔ではなく局所麻酔を使用することもあり、
ドレーン(太めのチューブ)を挿入する際、激痛が走るとか。
その後も、排液中はドレーンをつけっぱなしになりますし、
急激に排液に伴い、圧迫されていた肺が急激に膨らむ事による激しい咳などに耐える必要があります。
さらに、胸膜と肺の隙間を埋めるための薬剤注入もなかなか大変らしく。。。

なので、、それをせずとも胸水コントロールの可能性が見えたことは、
ばばちょにとっては朗報だったのでは?と思っています。

中皮腫に限らず、ぽん治療は、いかにQOLを高い水準で保つかが鍵となります。

不調な状態だと、どうしても前向きになりずらいですが、
体調が良くなってくると、人って不思議なもので「欲」も出てきますし、
「やる気」も上がります。

まずは、早く折り合いをつけ、普通に日常生活を送れる状態を作り、
治療と両立できるよう、
色々、工夫を施していきたいと考えています。