乳がんを患っていても、
乳がんを患った過去があっても
自分らしく豊かな人生を送りたいーー。
むしろ、乳がんを患った経験をきっかけに、
それまで以上のハッピーキャリアを手に入れたい!
そんな“ぽんメイト”に向けた
乳がんをハッピーキャリアにつなげるための情報発信チャンネル、
それが『ぽんちゃんねる』です。
『ぽんちゃんねる』命名の由来は、2012年。
乳がんの診断を受けたばかりの私に届いたあるメッセージがきっかけでした。
「 “がん”というと、おどろおどろしいので、
いっそ“ぽん”くらいに思って、
明るく治療に向き合ってくださいね」
実は、このメッセージの主とは、一度もお会いしたことがありません。
絶版になったがん治療本を譲ってくださったその方が
本に添えてくれたものでした。
以来、悪性腫瘍=がんを“ぽんちゃん”という愛称で呼ぶようになりました。
思えば、こんな素敵なご縁を繋いでくれたのも、実は“ぽんちゃん”なのですよね。
がん(悪性腫瘍)=敵と考え、ファイティングモード全開だった私にとって、
このメッセージは、治療への取り組み姿勢を180度変えてくれました。
アドバイス通り、がんを“ぽんちゃん”と呼ぶようになると、
憎き敵だったはずの“がん(ぽんちゃん)”が、
可愛らしく思え、次第に愛おしさまで覚えるようになりました。
すると、不思議なことに“ぽんちゃん”が
身をもって教えてくれることをしっかり受け取れるようになりました。
朝、目覚めた喜び、
すべき仕事があることへの感謝、
たくさんの愛すべき人たちに囲まれているという幸せ…。
それは、大病を患うまでに凝り固まった私の心を、
解きほぐしてくれているかのようでした。
それが治療に良い影響を与えたかどうかは、わかりません。
ただ、診断当時、決して楽観視できる状態ではなかったにも関わらず、
ことごとく選択した治療が大ハマり。
お医者様も驚くほどの治療効果を重ね、
術後、5年を過ぎた今も元気に過ごすことができているのは
まぎれもない事実です。
むしろ、周囲からは
「乳ぽん(=乳がん)を患って、
パワーアップしたというか、若返ったというか、前よりずっと良くなったね」
と、言われるくらいです。
乳がんを患わないに越したことはありません。
でも、患ったからといって、悪いことばかりでもありません。
自分の体の中に芽生えた「ぽんちゃん」と向き合うことで、
治療ライフを充実したものに変えることができます。
人生をより良い方向へ劇的に変化させることだって夢ではありません。
なぜなら、私が身を以て体験しましたから。
「なぜ、私が乳がんに。。。」
という思いを
「せっかく乳がんを患ったのだから」
という視点に転換するお手伝いをしたい。
病気治療を通して、
仕事、健康、家族、仲間との関係をより良いものに再構築してもらいたい。
そして、人生そのものをより豊かにしてほしい。
そんな思いから生まれたのが、この『ぽんちゃんねる』です。
乳ぽん(=乳がん)をきっかけに、自分らしく輝く女性が増えること、
そんな仲間(=ぽんメイト)が増えることを願い、
体験談、各種事例、最新情報をお届けしていきます。
このサイトを訪問してくださった皆さんのハッピーキャリアのお役に立てたら幸いです。
ぽんちゃんねる 主宰
土屋美樹